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果てしなく続くジャズ習得への道。練習時間が圧倒的に足りないと自覚しながらも、なんとか習得出来れば!と悩み励んでいる方のお力になれるよう、 練習をどのように進めるか!何を考えて演奏を組み立てるか?に重点を置いています。アイデア満載の音楽講座。1歩上の演奏を目指す方を応援します!

■ジャズに必要な三要素
Homeジャズギター入門>アドリブ入門/ジャズに必要な三要素


次項からツーファイブ進行を使用して実際にアドリブを練習していきます。
一般的な教則本では、下記のように
「メジャーキーのツーファイブにはこのスケールが使えます」

このように記載されています。
当然、この音階を覚えただけではジャズらしい演奏にはなりません。
ポップスだって、ロックだって、他のジャンルだってこの音階を使用しているのです。
だからジャズっぽい演奏にするには、秘密があります。
ジャズらしくする最も大切な三要素をここでご紹介します。

●フレーズ
まずは何と言っても「音遣い」
音を上下しているだけではジャズになりません。
どのように音を繋いだらジャズらしい歌い回しになるのかを知りましょう。
そのためには生きたフレーズを、ある程度継続してコピーする必要があります。
ある程度とは、数日間〜数ヶ月間ではありません。数年間と考えましょう。
前項で説明したアルペジオを含む演奏や、一発内での演奏
また、フレーズ集なんかも参考にしてみてください。

●ノリ
音はそれなりにカッコいいフレーズが出せるようになっても、
それだけではジャズ感が足りません。ノリが重要です。
いわゆるジャズらしいノリというのは、綺麗に譜面には記載することが出来ません。
クラシックミュージシャンがジャズの譜面を弾いても、さまにならないのはこのためです。
4分音符1つとっても、ジャストの位置で鳴らすだけではなく、
ほんの僅かに遅らせたり、はたまた突っ込ませたりします。
日本語はとても曖昧ですが、「ほんの僅かに遅れたり、突っ込んだりする」のではなく、
「遅らせたり、突っ込ませたりする」のです。つまりその変化は全て意図的に行っています。

●アーティキュレーション
つまりは音のニュアンスです。
どこで音の強弱をつけて、どこでレガートにするのか。
はたまた、どこで音を飲むようなぼやけたサウンドにさせるかを知ります。

この三要素の1つでも欠けたら、ジャズにはなりません。
ジャズを聴く時、ジャズを演奏する時、
特にコピーをする時にそのノリやアーティキュレーションといったニュアンスまでを
きちんとコピーするように心掛けましょう。



■ツーファイブ進行上の演奏(Major)
Homeジャズギター入門>アドリブ入門/ツーファイブ進行上の演奏(Major)


細かい理論や、何を考えているか?は置いておいて
フレーズをツーファイブ進行上で演奏してみましょう。
しっかりと考えて演奏することも大切ですが、耳から学習することも大切です。
アドリブの中でこれらのフレーズが入れられるようにしましょう。
練習のポイントとして、下記に注意しましょう。

●まずは、スムーズに演奏出来るように練習しましょう。
●次に伴奏に合わせて、演奏出来るようにしましょう。
●譜面には書いていないレガート、アクセントなど音の出し方をよく聴きましょう。
●譜面では表せない微妙なリズムの遅れに気を付けて演奏してみましょう。

コード進行は全てDm7〜G7〜CM7〜CM7


伴奏はこちらからどうぞ

Ex)1 


Ex)2 


Ex)3 


Ex)4 


Ex)5 


Ex)6 




■ツーファイブ進行上の演奏(minor)
Homeジャズギター入門>アドリブ入門/ツーファイブ進行上の演奏(minor)


Major Keyのツーファイブ同様、
細かい理論や、何を考えているか?は置いておいて
フレーズをツーファイブ進行上で演奏してみましょう。
しっかりと考えて演奏することも大切ですが、耳から学習することも大切です。
アドリブの中でこれらのフレーズが入れられるようにしましょう。
練習のポイントもMajor Key同様に下記、注意しましょう。

●まずは、スムーズに演奏出来るように練習しましょう。
●次に伴奏に合わせて、演奏出来るようにしましょう。
●譜面には書いていないレガート、アクセントなど音の出し方をよく聴きましょう。
●譜面では表せない微妙なリズムの遅れに気を付けて演奏してみましょう。

コード進行は全てDm7b5〜G7〜Cm7〜Cm7


伴奏はこちらからどうぞ

Ex)1 


Ex)2 


Ex)3 


Ex)4 


Ex)5 


Ex)6 




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