Home>ジャズギター入門>アドリブ・マスタークラス/自由な発想
学習初期の段階では、コード進行に沿ってアドリブで演奏していきいます。
まず1つの目標地点としては・・・
単音だけでコード進行が感じられるように演奏する
ということでしょう。
しかし、毎回コード進行が感じられる(コード進行を説明する)演奏ばかりしていては、
自由度はかなり低いと言っていいでしょう。
歌心・・・というのが一番大切ですが、
その他にもコード進行を自由な発想で捉えることが出来ます。
アドリブ・マスタークラスでは、一歩進んだアプローチを説明します。
まずは、IIm7 V7 I(ツー・ファイブ・ワン)進行上の考え方の喩えです。
下記の図をご覧ください。

会社から、Iコード(自宅)に落ち着くまでの道程、
実際の自宅であれば色々な道をご存じかと思います
コード進行も、同じように考えてみるのはいかがでしょう。
●タクシーで自宅(Tコード)まで直帰。(スケール1発で全部弾く)
●電車を乗り継いで帰る。(各スケールを設定する)
●寄り道をして帰る。(コード進行を変換する)
●時にはまったく違う方向(外泊)へ行く。(スーパー・インポーズ:コード進行上に別のコードを重ねる)
・・・・など、色々な道筋を自由な発想で考えるようにしましょう。
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