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果てしなく続くジャズ習得への道。練習時間が圧倒的に足りないと自覚しながらも、なんとか習得出来れば!と悩み励んでいる方のお力になれるよう、 練習をどのように進めるか!何を考えて演奏を組み立てるか?に重点を置いています。アイデア満載の音楽講座。1歩上の演奏を目指す方を応援します! |
■ジャズの進行
「ジャズには譜面がない」....と昔、私は本当にそう思っていました。 全く無いわけではありません。 ブルースが12小節を1コーラスとして、何回も繰り返すように、 ジャズも数小節を1コーラスとして何回も繰り返して演奏しています。 では大雑把に流れをみてみましょう。
ここで、注意しなければならないのは、 決まったメロディやコードがあったとしても、その通りに演奏するとは限らないということです。 メロディは崩して(フェイクして)演奏するのが当たり前となっています。 また、ソロを取る人が何回(何コーラス)アドリブを演奏するかどうかは決まっていない場合がほとんどです。 当然、ソロを取る楽器が多ければ多いほど1曲は長くなりますし、 ライブなどでは、盛り上がってソロを長く演奏する場合が多くあります。 一体、どこからどこまでがメロディで、どこからソロなのかさえ曖昧な場合もありえます。 まずは、テーマと各楽器のソロに注意してよく聴くことが第1歩です。 ■スタンダード
ジャズには「スタンダード」と呼ばれる曲が数え切れないほど存在します。 その多くは、昔の映画の主題歌であったり、昔のポップス(オールディーズとも言う)です。 ロック出身の人は、ある曲を別のミュージシャンが演奏すると「カバー」と言いますが、 ジャズではそう呼びません。 ディズニー映画「ピノキオ」の主題歌である「星に願いを」はジャズだけではなく、 ポピュラーアレンジ、クラシカルなアレンジなどなど、とても有名ですが、 これも立派なスタンダード・ソングです。名曲のメロディと、そのコード進行を借りて、 ジャズミュージシャン達は即興演奏を繰り広げていきます。 さて、スタンダードには沢山の形式がありますが、 最も一般的なものは、32小節を1コーラスとする楽曲です。 そんなスタンダードを掲載した曲集が沢山存在します。 フェイク・ブック(FAKE BOOK) リアル・ブック(Real Book)と呼ばれる曲集 日本では、下記のスタンダード本が、どのライブハウスにも、どのジャズ研にも置いてあるほど有名です。 最近はこちらの本が主流です。コード進行が上記のものより実用的。 ■ジャズで使用される楽器
ジャズで主に使用される楽器にはどのような楽器があるでしょうか。 リズム隊は、ベースとドラムですが、 残念ながら、ジャズという音楽の中でギターは花形楽器ではありません。 リズム隊に属することもあります。
一般的には、ピアノ(ギター)など伴奏も出来る楽器にベース+ドラム....ピアノ(ギター)トリオ編成 そこに、テナーサックス、アルトサックス、ソプラノサックス、トランペットなど、 リード楽器が入った4人グループ(カルテットと呼びます)が最も多い編成です。 |
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