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果てしなく続くジャズ習得への道。練習時間が圧倒的に足りないと自覚しながらも、なんとか習得出来れば!と悩み励んでいる方のお力になれるよう、
練習をどのように進めるか!何を考えて演奏を組み立てるか?に重点を置いています。アイデア満載の音楽講座。1歩上の演奏を目指す方を応援します!
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■4分(しぶ)のリズム言葉
ジャズで一番大切な事は?と聞かれたら間違いなく「リズム」と答えます。 勿論、これはジャズに限ったことではないのかも知れません。 どんなにカッコいいフレーズも、魅力的な歌もリズムが悪ければ台無しです。 経験上、音のミスはその後の処理でなんとかなる場合も多いのですが、 リズムのミスは取り返しの付かない事がほとんどです。 分かっていても、リズム譜が読めない・・・という方がレッスンでも多いのです。 まずは、リズムの言葉を勝手に決めてしまいましょう。 Ex) ワン ・ トゥー ・ スリー ・フォー でも良いのですが、4分音符は全て「タン」と決めてしまいましょう。 ●タン ・ タン ・ タン ・ タン これでOK。 では2小節目はどうでしょう? 私は「休符」という言葉が大嫌いです。 確かに「音を出すことを休んでいる記号」なのですが、音と一緒にリズムまで休んでしまう方が多いのです。 休符は「ウン」とリズムを感じる音だと考えるとどうでしょうか。 2小節目のリズムは・・・・ ●タン ・ ウン ・ タン ・ ウン これでOK。 タンとウンだけで練習をしましょう。 リズムを取っているのは「自転車に乗っているような感覚」です。 5m乗れても、その先で転んでいたら、自転車に乗れるとは言いませんよね。 「出来た」というゴールは無いのです、常に意識を続けることです。 自転車同様、多少ヨレたって、その後に立て直せば、とりあえずは良いのです。 音楽上では止まってしまったり、リズムを見失ってしまったら転んだ事になりますね。 Ex) 鉛筆を持ってリズムに合わせながら紙を叩きましょう。 ●4分音符=120 ●4分音符=160 タン・タン・タン・タン|タン・ウン・タン・ウン|〜〜という感じで、リズムを歌うことを忘れずに!! ■4拍は2拍を2つ分
4拍を「2拍を2つ分」と捉えることにします。 そんなの当たり前のことでしょうか?・・・いえいえ、 意外にもメトロノームに合わせて、1拍ずつ目で追っている方が多いと思います。 「タン・・・・次はウン・・・・次もウン・・・」・・・という状態ですね テンポが上がっていくと、ヨレる可能性も高くなっていきます。 「4分のリズム言葉」の2拍のバリエーションは下記の4パターンしかありません。 A)タン・タン B)タン・ウン C)ウン・タン D)ウン・ウン 譜面を見た瞬間にこの4種類のどのリズムかをキャッチします。 最初は「タン・タン」分かったら、次の2拍は「ウン・ウン」だ!! また次の2拍は「タン・ウン」・・・・という具合に、 2拍単位でリズム情報を譜面から拾い上げていきます。 その意識でまた例題を叩いてみましょう。 Ex) ●4分音符=120 ●4分音符=160 ●4分音符=180
■2分(にぶ)以上の音符
リズムを細かくしていく前に、長い音符について考えてみましょう。 4分音符 → 2分音符(4分音符×2つ分) → 全音符(4分音符×4つ分) 4分音符が「タン」だから2分音符は「タ―――ン」・・・・・・という訳にはいきません。 リズムをロストしてしまいます。 これだと全音符は「ターーーーーーーーーーーーーーーン」になってしまいます。 「ター・アー」・・・と、声を出し続けながら、 もう1回アクセントを置くように歌う事は、とても良いです。 また、ギターを弾いている時は、音を伸ばすか切るかは指の問題なので、 リズム自体は休符(感じる音)と捉えても良いかと思います。 つまり音は残したまま、休符のように「ウン」と歌うのもアリです。 大切な事は、音を伸ばしている間も、4分音符のリズムを感じ続る事です
Ex)それでは、下記のリズム譜を口で歌ってみましょう。 アクセントでリズムを歌った場合(左)と休符としてリズムを歌った場合(右) 1)ター・アー・タン・タン もしくは、タン・ウン・タン・タン。 2)タン・ター・アー・タン もしくは、タン・タン・ウン・タン。 3)タン・タン・ター・アー もしくは、タン・タン・タン・ウン。 4)ター・アー・アー・アー もしくは、タン・ウン・ウン・ウン。 Ex)トライしてみましょう。 ●4分音符=120 ●4分音符=160 ●4分音符=200 |
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