supported by Mistletoe Music School
果てしなく続くジャズ習得への道。練習時間が圧倒的に足りないと自覚しながらも、なんとか習得出来れば!と悩み励んでいる方のお力になれるよう、 練習をどのように進めるか!何を考えて演奏を組み立てるか?に重点を置いています。アイデア満載の音楽講座。1歩上の演奏を目指す方を応援します!

■Top Noteを固定したトレーニング
Homeジャズギター入門>トレーニング/Top Noteを固定したトレーニング


練習というのは、常に自分に厳しく取り組むのですが、
少し疲れた時、またダラダラと弾いている時だってあるのは事実。
観たいテレビがあって、番組を見ながら弾いていてCMの時は1分集中!!・・・みたいな

そんな時、1分の間に私はよく遊んでいた練習があるので紹介します。
私はコードワークが好きなのでコードの練習を頻繁に練習するのですが、
覚えているスタンダードのコードを演奏するのですが、
知っているコードだけを弾くのではなく、トップノートを固定することに意識してください。

時には固定出来ない場合もありますが、その場合は調整して、出来る限り同じトップノートにします。

Ex.1)では、1つ例を、これは白雪姫のテーマソングとして有名な曲のコード進行です。
トップノートを常にF音に固定してコードを考えていきます。
Dbdimはコードを付けられないので仕方なく、E音へずらしています。


Ex.2)トップノートをD音で固定してコードを考えていきます。
ここでもDbdimはコードを付けられないので、別のトップノートにしています。
たまたまD音にしただけですので、練習の際は何の音でも構いません。

ルールなんてありません。CMが終わって番組が始まったらテレビに集中して構いません。
でも、きっと出来たものを、次のCMまで何回も弾いているかも知れませんよ。
何でも良いんです。これは遊びなのです。
でも、この遊びが即興演奏で閃いた時にギター上でスムーズに置き換えられるようになります。

まわりにギター友達が居たら、よく観察してみてください。
上手な人は、ずっとギター持ってたりします。
話しながら、タバコを吸いながら、TV観ながら、
本来、「出来たことの確認(つまり復習)」はここでやるべきです。

さぁ練習しよう!として、出来たことばかりをやろうとするから、
新しいものがなかなか取り入れられないし、なかなか覚えられません。
リラックスしている時の方が記憶するのも早いのですよ。
弾こうと思って弾くのではありません。いっぱい弾いて、遊んで下さいね。



■Top Noteを2度で流すトレーニング
Homeジャズギター入門>トレーニング/Top Noteを2度で流すトレーニング

さて、前項がTOPノートを固定したのに対して、今回は動かすトレーニングです。
そうです、固定し過ぎて前のトレーニングに飽きたから次のルールを作ったんです。

子供の遊びと同じです。
砂場でに行きました。大きな山を作るぞ! 出来上がったらトンネルを掘りたくなった!
「ボクはこっちから掘るから、君は反対から」なんてね。
トンネルが開通したら、隣に川を作ろう!・・・・子供の遊ぶ力って凄いです。
どんどんルールが出来ていきます。限界なんてありません。底なしです。

トップ固定に飽きてしまったら、次は2度で流します。
とりあえず2度!長2度でも短2度でもOKです。遊びですから(笑)
では、分かり易いように前項と同じ曲でやってみます。

Ex.1)


Ex.2)
もう少し作ってみましょう。



行き詰ったら、自分が勝手に作ってしまっている壁を取り除かないといけません。
●ベースなんて押さえなくてもいい。
●1,2弦を毎回行き来する。
●最低でも5Fはジャンプして次のコードにい。
●全部4度堆積コードで演奏してみる。
●クロマチックに進むには間にどんなコードを挟むべき?(上級)
●全部密集和音で演奏する(上級)
などなど・・・・ルールに限りがあるとしたら、
それは自分自身が今までの知識に捉われてしまっているからでしょう。



■リズミック・ディスプレイスメント(1)
Homeジャズギター入門>トレーニング/リズミック・ディスプレイスメント(1)

ジャズ学習時期にジャズ・スタンダードの譜面を記載されている通りに演奏をしてみると、
「なんかカッコ悪い・・・・」と思った事はありませんか?

ジャズらしく演奏するには、テーマのメロディを自分なりに歌わせなくてはいけません。
音を変えるという選択肢の他に、「リズムを変える」という選択肢があります。
一般的には、自分の歌心に合うように自由に音を配置していくのですが、
トレーニングとして、リズムにある一定のルールを設けて演奏してみましょう。

※音楽的な事は一旦置いておきましょう。あくまでトレーニングとして行います。

この練習は、後にアドリブソロへも応用することが可能です。
すると、ビバップの語法から、もう1歩先へ進むことが出来るようになります。
大切なことは、これらのビートが必ず4拍子の中に存在しているということです。

ここでは「But Not For Me」の冒頭のメロディを演奏してみましょう。
一応書いておきますが、この楽曲の著作権は切れているようです。

Ex.1)


Ex.2)


Ex.3)


Ex.4)


Ex.5)


Ex.6)


Ex.7)


Ex.8)








管理人ホームページ  ご意見・ご要望はこちらから ギター教室のご案内

copyright(c)abc method cycle of jazz 2004- All Rights Reserved