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果てしなく続くジャズ習得への道。練習時間が圧倒的に足りないと自覚しながらも、なんとか習得出来れば!と悩み励んでいる方のお力になれるよう、 練習をどのように進めるか!何を考えて演奏を組み立てるか?に重点を置いています。アイデア満載の音楽講座。1歩上の演奏を目指す方を応援します!

■ジャズブルース
Homeジャズギター入門>アドリブ/ジャズブルース


まずはスリーコードのブルース進行をみてみましょう。
ロック・ブルース系の方にはお馴染みのAブルースです。


これでは他のキーに対応出来ないので度数化してみましょう。

では、ここからコードを変換していきます. まずは9、10小節目をジャズっぽくしてみましょう。
(この部分をケーデンスといいます。コード進行の終止形のこと)
このV7-IV7-I7というのはブルース特有のケーデンスです。
ジャズでは、そう!ツーファイブワンを使用します。
ジャズブルースはFやBbキーが一般的なのでFで記述しますね。
スリーコードブルースのケーデンス


ジャズブルースのケーデンス



次は7、8小節目と11、12小節
循環進行(I−VI−II−V)を導入してみましょう。
スリーコードブルース


ジャズブルース



特殊な進行をいれてみましょう。
1)IV7からは、#IVdimへ進行する。
2)進行がスムーズになるようツーファイブを設ける すると、下記のような進行になります。

Ex)


これ以外にも代理コードなどを使用して沢山の進行が想定可能ですが、
ここでは基本的なジャズブルースの説明までに止めておきます。




■ペンタトニックとブルーノート
Homeジャズギター入門>アドリブ/ペンタトニックとブルーノート

さて、ペンタトニック(5音 音階)には様々な種類がありますが、
メジャーペンタトニック(R9356)とマイナーペンタトニック(Rb345b7)を弾いてみましょう。
      
ジャズを初めて難しい音階やアプローチに慣れてくると、このペンタトニックを単純でジャズで使用するに値しない、つまらない音階に思えてしまうことが あるかもしれません。しかし偉大な演奏家ほどペンタトニックをとても大切に扱っています。
ペンタトニックを使用すると時には、演歌調に聴こえることがあります。
そこで、b3rd音、b5th音、b7th音を入れていきます。
この3音をブルーノート(Blue Note)と呼びます。
何故ブルーノートと呼ぶか?ジャズのルーツやら・・・アフリカ音楽やら・・・
ブルーノートの音の歪み云々に関してはここでは割愛します。興味のある方は理論書を読みましょう。

メジャーペンタトニックにはb3rd音が非常によく合います。
マイナーペンタトニックにはb5th音が非常によく合います。
このことをよく覚えて次項のブルージーなフレーズを学んでいきましょう。
      





■ブルージーフレージング
Homeジャズギター入門>アドリブ/ブルージーフレージング

メジャーペンタトニック+b3rdを使用したフレーズ
Ex.1)


Ex.2)


Ex.3)


Ex.4)


Ex.5)


マイナーペンタトニック+b5thを使用したフレーズ
Ex.6)


Ex.7)


Ex.8)


Ex.9)


Ex.10)






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